唐谷峠越えの県道  愛媛県四国中央市金生町

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唐谷峠越えの県道  愛媛県四国中央市金生町

宇摩向山古墳を見学した後、県道9号大野原川之江線により唐谷峠越えし、豊稔ダムへ向かった。金見山(標高596m)近くを通る愛媛県と香川県の県境の峠である。
写真は、途中で見た「山田井尋常小学校分教場」跡と、眼下に切山集落を望む。国指定重要文化財「真鍋家住宅」の屋根も見える。最も遠くは祖谷方面の山。

ウィキペディアでは、「1912年(明治45年) 山田井字切山に分教場設置」とある。石柱の門はそれだろう。
切山地区には興味深い平家伝説が残っている。一の谷の戦いに敗れ屋島に陣をひいた平氏は、少しでも安全な祖谷へと安徳帝を遷していたが、義経率いる大軍が阿波へ上陸したとの風聞により、その祖谷も離れ切山地区に移り住んだといわれ、遺跡がある。

後ろの写真は、唐谷峠近くから眺めた四国中央市の市街地と瀬戸内海の島々。