鹿児島県の素朴な地蔵・田の神・青面金剛

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鹿児島県の素朴な地蔵・田の神・青面金剛 

宮崎市在住、HP「石橋・眼鏡橋・太鼓橋・石造アーチ橋」氏の、足跡 -その530- 末吉町〜松山町〜東串良町〜鹿屋市〜都城市(2012.02.19)から、鹿児島県の素朴な神々などの一部を紹介する。書庫は該当がないため、一応「北鹿児島」に整理。
http://5.travel-way.net/~niemon/

「そろそろ田の神の季節がやってきたようです。鹿児島をぶらついていたら、結構、田の神などに出会いました」
「今では田の神や仁王像、青面金剛等の石造物を追いかけながら、ついでに石造アーチ橋を探し回っています。見つからない時の落胆を和らげるためでもあります」とあった。

写 真  1〜 2   2.檍神社  2012.02.19 曽於市末吉町南之郷 檍(あおき)

檍神社と小戸の池  本殿裏の安産子育地蔵
「檍神社はもと村社であった。祭神は伊弉諾命、泥土煮命、大戸道命、面足命、伊弉冊命、沙土煮命、大戸辺命、惶根命である。
創建は、上代よりということである。三国名勝図会によると、当地は伊弉諾尊が檍原の中津瀬で祓除をした名跡に依て勧請したとある。
境内に『小戸池』がある。この辺りも昔は小戸といったと図会にある。小戸池は今も神社の近くにあり、妊婦が、この水を飲むと安産だといい伝える。
妊婦の家では必ず二人連れで瓶をもって小戸池の水を汲みに来る。その際瓶の口を流れおちる水にあてばいで、瓶の口を逆に下流に向けながら汲むのである。お産が流れるように軽いようにとの願いである。帰りは知人にあっても、一人は休まず瓶を持って帰る。もし立どまると産が重いのである。
家へ帰ったら、この水を井戸に入れて、朝夕小戸池の神水を飲むことにするのである。」

写 真  3      4.川東中園の田の神  2012.02.19 肝属郡東串良町川東

お寺の前の角地に田の神。女性のようにも見えます。
明治四十二年八月十五日 東串良村川東中園郷中

写 真  4      24.上野町の青面金剛  2004.08.16 鹿屋市上野町

写 真  5 №6,245 14.大渡橋(仮称)  2012.02.11 指宿市十二町大渡

2012年2月11日、国道269号線下で、同氏が発見した大渡橋(仮称)
橋幅:12.7m  径間:2.4m  拱矢:1.2m  基礎5段H:1.7m