長崎市 広報ながさき掲載記事「みさき道」 平成17年3・4月号

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長崎市 広報ながさき掲載記事「みさき道」 平成17年3・4月号

「みさき道」に関する関係資料(史料・刊行物・論文等)の抜粋。長崎市 広報ながさき掲載記事「みさき道」。平成17年3月号 ながさき自由研究所 其の五十七「みさき道」と、平成17年4月号 其の五十八「続・みさき道」。ズーム拡大。

この資料は、本会の研究レポート第1集「江戸期のみさき道」平成17年9月発行168〜169頁ですでに紹介済み。
同資料の「みさき道ルート図」。点線で示している道は、疑問が多い。土井首から深堀までは江川経由。深堀から大籠までは「女の坂」を通る。または平山経由。徳道里程道塚からは殿隠山・遠見山は通らない。高浜へ下り堂山峠を越す。

各所に残る12本の道塚や、長崎医学伝習所生「関 覚斎日記」など各史料・古地図類から、これが江戸時代盛んだった「みさき観音参り」の、一般的な正しい道と思われる。
それをはっきり説明したうえで、現在、歩ける道としてこのルート図を掲げてもらわないと、誤解を生みかねない。自由研究はかまわないが、「広報ながさき」などの記事とするなら、今後とも正しい調査研究と報道をお願いしたい。