文殊仙寺  国東市国東町大恩寺

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文殊仙寺  国東市国東町大恩寺

文殊仙寺は、国道213号の国東町富来浦から県道652号などにより行く。私は赤根から水谷峠を越して、岩戸寺手前の大きな堤から右折して行った。日本三文殊の1つ、文殊仙寺本尊の文殊菩薩が、11月27日(日)まで公開されている。12年に1度、卯の年に開帳。
鐘楼門下の大ケヤキは、次の記事とする。寺の現地説明板は、次のとおり。

峨眉山 文殊仙寺
当山は648年、役小角(役行者)が開基、ご本尊は文殊菩薩で ”三人よれば文殊の知恵”日本三文殊の一つである。
「役小角は豊後国 国東峨眉山(文殊山)に登り 此地を開き住す。及ち中国五台山を感得、文殊菩薩の尊像を奉安する。故に文殊仙寺と曰う。山上水無し、小角自ら独鈷を執り岩角を打てば霊泉涌出。故に文殊智水と名づく」(豊鐘善鳴録 豊後国志)
山内は仙境秘境の地、奇峰 怪岩に囲まれ瀬戸内海を控えて中国連山と船舶の往来を望む。大自然は天然記念物、史跡指定(昭和49年)日本の自然百選(昭和58年)に選ばれる。国東半島随一の古刹なり。開山以来1300年の法燈を守り続けている。古来より宇佐八幡宮との連繋、神仏習合の形態を保つ山岳修験、六郷満山峰入行の修法を継承している。
宿坊・精進料理の予約も可能です。     文殊仙寺院主 敬白