楢本磨崖仏 宇佐市安心院町楢本
安心院の中心から別府への国道500号に入る。ほどなく東恵良の左に「楢本磨崖仏」入口の案内板がある。同入口の桂昌寺跡地獄極楽まで行かず、手前の住宅地内から車道を上がる。山際を進むと佐田方面への広い工事中道路へ出る。次の三叉路で左下の直線道路の方へ下ると、すぐ右手岩面に「楢本磨崖仏」が見える。
宇佐両院観光連絡協議会HP「宇佐百景 散策紀行」による説明は次のとおり。フェンス外から写したため、磨崖仏がはっきりしなかった。
楢本磨崖仏 楢本
室町時代の磨崖仏の特色(かまぼこ型、半肉彫り)を代表する史跡といわれる。縦4.5m幅40mの岩に、2段に彫られている。不動三尊(不動明王、コンガラ童子、セイタカ童子)、薬師三尊(薬師如来、日光菩薩、月光菩薩)の他十二神将や仁王、地蔵菩薩等、仏の世界を表現した曼荼羅となっている。
応永35年(1428)室町時代の墨書銘が不動明王の右上の方にあり、昭和32年県指定文化財となった。国道500号より道路が通じており、入口から2分ほどで行けるようになった。