仙 の 岩 宇佐市安心院町龍王
安心院町の中心から県道50号線を湯布院方面へ約10分行く。安心院町龍王の県道沿いに、仙の岩(せんのいわ)がある。深見川の清流を見下ろすように岩壁と寄岩がそびえ立つ。
現地説明板は次のとおり。
国指定「名勝耶馬渓」 仙 の 岩
国指定”名勝耶馬渓”内の「仙の岩」は、集塊岩で出来た旧耶馬風景の代表的な物として、耶馬溪の競秀峰と並び賞されている。特に剣ケ岳は全耶馬渓中随一の大柱である。また、百メートルの大絶壁や正面の平岩・大中小の屏風岩・大巌寺岩窟などがあり、千年以上も昔より山岳仏教の修行場であった。往時、僧法道仙人がいたので仙の岩と呼ぶようになったと言われる。大巌寺の本尊には仁聞作と言われる千手観音で子安観音として古来より信仰され、その脇仏には奥の仙から下した十数体の古木仏像(鎌倉期)などが安置されている。 宇佐市