長崎外の幕末・明治期古写真考 目録番号:2029 奈良公園(1) ほか
HP「長崎大学附属図書館 幕末・明治期日本古写真メタデータ・データベース」などに収録している長崎の古写真について、撮影場所などタイトルや説明文に疑問があるものを、現地へ出かけて調査するようにしている。順不同。長崎以外の気付いた作品も取り上げる。
目録番号:2029 奈良公園(1)
〔画像解説〕
写真名から春日大社境内であるであることがわかる。
目録番号:2030 神社の参道(2)
〔画像解説〕
木立の間に古い灯籠が並んでいる。
目録番号:2030 春日大社参道の鹿(10)
〔画像解説〕
春日大社参道を歩く牡鹿一頭を撮影する。二の鳥居から西へ350メートルほどの地点から東へ向かって撮影している。鹿の毛が夏毛であり、樹木も繁っているが一部に紅葉しているので晩夏から初秋の撮影であろう。
■ 確認結果
目録番号:2029「奈良公園(1)」は、「写真名から春日大社境内であるであることがわかる」なら、タイトルを「春日大社」に、キーワードの「寺/公園」も変更が必要である。
掲載を略したが、目録番号:2031「神社の境内(1)」は、奈良「春日大社」でなく、滋賀「石山寺」だろう。 https://misakimichi.com/archives/2245
目録番号:2030「神社の参道(2)」は、木立の間に並んでいる「古い灯籠」が、前の目録番号:
2029「奈良公園(1)」、及び次の目録番号:2030「春日大社参道の鹿(10)」と同じ形のようなので、写真の続きからも「春日大社の参道」と思われる。