長崎外の古写真考 目録番号:1554 名古屋城(5) ほか

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長崎外の幕末・明治期古写真考 目録番号:1554 名古屋城(5) ほか

HP「長崎大学附属図書館 幕末・明治期日本古写真メタデータ・データベース」などに収録している長崎の古写真について、撮影場所などタイトルや説明文に疑問があるものを、現地へ出かけて調査するようにしている。順不同。長崎以外の気付いた作品も取り上げる。

目録番号:1554 名古屋城(5)
〔画像解説〕
金の鯱をいただく名護屋城。天守閣造営を担当したのは加藤清正であるとされているが、実際には天守閣石垣工事のみを担当。江戸時代、藩の財政難から金鯱が粗悪に改鋳されたこともあった。

目録番号:1555 名古屋城(6)
〔画像解説〕
徳川家康が築城させた名護屋城天守閣。屋根の上には名高い金鯱が見える。土台をなす堅固な石垣のために、石崎山、篠島、幡豆(はず)を初め、紀伊や讃岐の各所から多くの巨石が集められた。

■ 確認結果

目録番号:1554「名古屋城(5)」、目録番号:1555「名古屋城(6)」とも、画像解説中の「名護屋城」は、「名古屋城」が正しい。