茂木道無縁塔 市指定有形文化財
長崎市上小島2丁目、「ピントコ坂」の途中にある。現地説明板は次のとおり。
市指定有形文化財 茂木道無縁塔
指定年月日 昭和50年12月5日 所在地 長崎市上小島2丁目698
所有者 上小島2丁目自治会
正徳2年(1712)8月天然痘が流行し、翌年3月まで患者3千余人を数えたという。このとき、死者(主として子ども)を供養し併せて長崎の町に病気が入ってこないよう祈念するために、この供養塔を建てたと思われる。
正面には釈迦如来像を、右面には阿弥陀如来像を、左面には観世音菩薩像を、裏面には地蔵王菩薩像を、それぞれ石でつくり出しており、基礎石には獅子の像が彫り出されている。
長崎市教育委員会