「幕末長崎古写真展 -龍馬と彦馬、維新のまなざし-」 長崎歴史文化博物館で開催中
「幕末長崎古写真展 -龍馬と彦馬、維新のまなざし-」が、長崎歴史文化博物館の3階企画展示室において2010年4月10日(土)から5月31日(月)まで開催中である。
長崎大学附属図書館、江崎べっ甲店などが所蔵する貴重な古写真コレクションを一挙公開。幕末から明治初期の長崎の風景や庶民の暮らし、そして坂本龍馬や上野彦馬をはじめ、歴史にその名を残すことになる人物の写真と関連資料およそ400点を展示している。
4月11日(日)夕方、観覧に行った。観覧料、大人500円。その時代と彼らのまなざしを感じていただける幕末長崎古写真展の決定版らしいが、人物写真が大半で古写真展として企画内容がうなづけない。
興味がある50点くらいの数少ない長崎の風景写真のみ丹念に見た。相変わらず撮影場所や背景など写真解説の疑問と思われるものがある。場内は撮影禁止だったため具体的な指摘はできないが、10点ほど疑問を博物館学芸員へ説明してきた。
長崎歴史文化博物館と長崎大学附属図書館が主催する古写真展である。展示の特に風景写真については、もう少しきちんとした現地確認と研究を行い、公開してほしい。
古写真展パンフレットの表裏は、ズーム拡大。