長崎外の古写真考 目録番号:3472 佐野瀑園(1) ほか

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長崎外の幕末・明治期古写真考 目録番号:3472 佐野瀑園(1) ほか

HP「長崎大学附属図書館 幕末・明治期日本古写真メタデータ・データベース」などに収録している長崎の古写真について、撮影場所などタイトルや説明文に疑問があるものを、現地へ出かけて調査するようにしている。順不同。長崎以外の気付いた作品も取り上げる。

目録番号:3472 佐野瀑園(1)

目録番号:3516 佐野瀑園(2)

■ 確認結果

目録番号:3472「佐野瀑園(1)」及び目録番号:3516「佐野瀑園(2)」は、撮影地域:未詳としているが、東海の名勝地として知られていた「佐野瀑園」(現:静岡県裾野市中央公園)である。
静岡県HPの世界遺産推進室/構成遺産候補の紹介による説明は次のとおり。

五竜の滝
黄瀬川と佐野川の合流点付近にかかる三島溶岩流の末端に形成された滝であり、鮎壺の滝の上流約5キロメートルにある。明治24(1891)年、ホテルなどの洋館が建設され、「佐野瀑園」(現裾野市中央公園)として東海の名勝地として知られていた。滝は五条に分かれ、本流の三条を雄滝、東側の支流にかかる二条を雌滝と呼ぶ。また、向かって左から雪解、富士見、月見、銚子、狭衣の滝と呼んでいる。雪解、富士見の滝は特に壮観である。
所在地:裾野市千福松ヶ窪