長崎外の古写真考 目録番号: 305 松島(3) ほか

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長崎外の幕末・明治期古写真考 目録番号: 305 松島(3) ほか

HP「長崎大学附属図書館 幕末・明治期日本古写真メタデータ・データベース」などに収録している長崎の古写真について、撮影場所などタイトルや説明文に疑問があるものを、現地へ出かけて調査するようにしている。順不同。長崎以外の気付いた作品を取り上げる。

目録番号: 305 松島(3)
〔画像解説〕
日本三景の一、松島。湾内には波の浸食を受けた様々な形の島が浮かぶ。写真では、背の高い松が茂る右手前の島と、中央左手の島を繋ぐ木造の架橋が見える。手前の島腹には通路が掘られている。整理番号8-37と同一。

目録番号: 306 松島(4)       同作品 目録番号: 363 松島(8)
〔画像解説〕
日本三景の一、松島。湾内には波の浸食を受けた様々な形の島が浮かぶ。写真前景左端に幹の太い松。画面に掛かるその枝の向こう、波静かな湾上には小島が二つ浮かび、手前には和船が三艘、人影もいくつか見える。いかにも日本画的な構図である。

目録番号:4419 島の風景、松島
〔画像解説〕
雄島の中央部から陸地側である渡月橋を撮影したものである。渡月橋は現在朱塗りであるが何時朱塗りになったかは不明であるので撮影当時は朱塗りではなかっのか興味深い。橋には欄干も設置されていない。現在中央部の陸地側は開削され遊歩道が造られている。

■ 確認結果

目録番号: 305「松島(3)」と、目録番号: 306「松島(4)」は、写真下の画像解説が写真と合わない。掲載写真を入れ間違っている。超高精細画像も移し変え、「和船」のキーワードも変更要。
そうしないと、同作品の目録番号: 363「松島(8)」の「整理番号7-29と同一」という説明と合わない。

最後の目録番号:4419「島の風景、松島」も、雄島中央部の同じ橋の所を撮影している。タイトルを「松島( )」として整理してよいのではないか。