虚空蔵山鳥兜岩近くのアカガシ  東彼杵郡東彼杵町

イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

イメージ 4

イメージ 5

イメージ 6

イメージ 7

イメージ 8

イメージ 9

イメージ 10

イメージ 11

イメージ 12

イメージ 13

虚空蔵山鳥兜岩近くのアカガシ  東彼杵郡東彼杵町

五島の巨木調査をされた針本氏(現在は大村市に在住)から、虚空蔵山の鳥兜岩近くにアカガシの大木があると教えてもらい、10月15日訪ねた。広域林道の岩屋登山口から登る。虚空蔵山(標高608.5m)の山頂まで約980m、40分の案内標識がある。犬の墓を過ぎ登って行くと、山頂まで後205mの地点に「鳥兜へ」の標識があり、右に分岐する道へ入る。

3分ほど木立の尾根道を少し下ると、景色が良い岩場に出る。鳥兜岩はその先にあるが、危険な道となるためロープが張られて、先は立入禁止となっている。
アカガシの大木は、景色が良い岩場へ出る直前の林間道脇右に立っている。幹囲3.3mほど。元気なアカガシである。「鳥兜へ」の標識がある地点の奇妙な木もアカガシである。
Otoji.K氏HP「長崎の樹木」の長崎の山による説明は次のとおり。
後ろの写真は、虚空蔵山の山頂を鳥兜岩手前から振り返った場合と、一方の木場登山口近くの広域林道から。

川棚町の虚空蔵山(609m)に登ってみた。佐賀県嬉野町との県境にある。写真では頂上は台形になっているが、見る場所によっては、三角形にもなり、九州のマッターホルンとも言われている山。登山口は木場登山道と岩屋登山道がある。
岩屋口に車を停め、登る。案内板によると、頂上までは40分ほどかかるらしい。私の足だと1時間は覚悟しよう。二次林のスギ林の中を登っていくと、所々にシャクナゲが見えてくる。昔はツクシシャクナゲが自生していたらしいが、今では絶滅し、植栽されたものである。スギ林を過ぎると、シイやカシの森に変わる。アオキ、ヤブツバキ、ヒサカキ、ネズミモチ等などの照葉樹の森。キハギも見かけた。

カシはアカガシが目についた。アカガシの大木もあった。巨木ではないが、風格が漂う。さらに登ると「犬の墓」塚がある。東彼杵町川内への分岐点である。そこからはさらに急な登りとなり、頂上に近づいていることが実感される。ここまでで40分は経っている。それにしても、すれ違ったのは若いアベックだけだった。鎖場の急な石段を登る。登山道の中でも最も急な場所だが、鎖があるので苦にならない。さらに登ると頂上に着いた。…