太田のホルトノキ 五島市富江町長峰
福江港ターミナルから県道49号福江富江線により富江町へ向かい、富江町の中心から大宝・玉之浦方面への国道384号線に入る。丸子橋を過ぎ沖に津多羅島を見ながらくねくね曲り、登り下りの多い国道をだいぶん進む。突然、左下に景色の良い入り江が見えるのがアコウ群落がある琴石で、太田の集落はその次である。
太田バス停を過ぎると右に集落の墓地があり、上は小山となっている。国道を曲りながら少し進むと、右に入るコンクリート農道があり、これが墓上の小山へ登っている。大木の林に囲まれた中に中村家の新しい墓と横に古墓があり、地元の言い伝えでは、この山の木は伐らないことになっているらしい。
墓周りの大木の中にホルトノキ数本が見られるが、針本氏によると最初の写真で見て、県道側畑上に立つ高い木が、幹囲が一番大きいホルトノキだそうである。この木の根元の写真がわからなくなったが、写真3ではないか。ほかはここで見るタブノキやエノキなどの大木である。
2003年福江市針本氏作成「福江島 巨木地図」による説明は次のとおり。
太 田 ホルトノキ 3.75m