御船町の石橋(1) 八勢目鑑橋・八勢小橋・八勢水路橋・八勢桁橋
熊本県上益城郡御船町に残るアーチ式石橋や主な桁石橋。HP「石橋・眼鏡橋・太鼓橋・石造アーチ橋」熊本県の石橋によるデータは次のとおり。
写真 1〜 12 №111 八勢目鑑橋 御船町上野字八勢(やせ)
橋長:62.0m 橋幅:4.0m 橋高:9.2m 径間:18.2m
架橋:安政2年(1855)
矢部町、御船町境から国道445号線を約3.7Km西進、八勢目鑑橋の看板から右折、曲がりくねった細い道を約3.4Km進み、左折。下り坂を約700m進んだところにありました。矢部町側から来ると、このコースになるんでしょうね。
後から検討してみると、国道から入り、約300m地点で左折し、七滝中のところから右折して行ったほうが近いかも知れません。
「江戸時代、熊本と延岡を結ぶ日向街道はここを経て矢部に通じていた。増水すると通行ができなくなるなど不便で、危険であったため、安政2年(1855)御船の材木商林田能寛が私財を投じ架橋した。
橋は八勢川本流に架かる部分、左岸を流れる用水路に架かる部分が一体となっており、長さは62メートルに及び、県下の石橋で最も長い。別にもうひとつ水路橋が架けられている。
種山(現八代郡東陽村)の石工卯助・甚平兄弟らにより架橋された。」
写真 13〜 14 №112 八勢小橋
径間:1.4m
架設:安政2年(1855)
八勢目鑑橋の奥の部分(左岸側)で、八勢目鑑橋と一体化している。
写真 15〜 18 №113 八勢水路橋
八勢目鑑橋よりも40年ほど前(1814年)、田畑の灌漑用水路として完成。
写真 19〜 20 №4,120 八勢桁橋
橋長:2.3m 橋幅:1.0m 桁2列 単径間桁橋