「ふるさと」の古写真考 P.46 長崎市役所(桜町・昭和12年)

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「ふるさと長崎市」の古写真考 P.46 長崎市役所(桜町・昭和12年)

長崎市制施行120周年記念写真集「ふるさと長崎市」(長野県松本市(株)郷土出版社2008年12月刊)に収録している長崎の古写真について、撮影場所などタイトルや説明文に疑問があるものを、現地へ出かけて調査するようにしている。
確認が済んだものをその都度、最新の写真の状況を添えて報告したい。気の向くままの調査のため、掲載順は不同である。

長崎市の変遷と発展  P.46 長崎市役所(桜町・昭和12年)
〔写真説明〕
長崎市役所のこの風格のある建物は、9万5,322円の工費で大正3年末に完成、翌年1月13日落成式が挙行されたものである。設計は当時の県庁舎と同じ山田七五郎工学士。原爆にも生き残ったが、昭和33年3月29日の失火で、惜しくも焼失・解体された。(提供:道津○氏)

■ 確認結果
昭和33年(1958)3月、火事によって焼失・解体された旧長崎市役所庁舎の在りし日の姿と、現在の庁舎を紹介する。長崎さるく説明板が設置されていた。
手前の建物は桜町巡査派出所。昭和29年まで存続した。