長崎諏訪神社一の鳥居前の石造橋「小橋」  長崎市上西山町

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長崎諏訪神社一の鳥居前の石造橋「小橋」  長崎市上西山町

長崎諏訪神社・長崎公園の石造橋と石門について、昨年10月次により紹介している。
https://misakimichi.com/archives/1423
ところが、諏訪神社一の鳥居前にも、立派な石造橋「小橋」という橋が残っている。欄干が片側にあるのに、ほとんど気付く人はいない。
HP長崎市観光・宿泊ガイド”あっ!と ながさき”の記事を見て、私も初めて知り、初詣客が少なくなった1月5日夕方、どんな橋か確認に行った。

諏訪神社入口を国道側から石段を3段登ると、一の鳥居前、両脇の大きな石燈籠まで参道の敷石が少しアーチ状になっている。これが石造橋の「小橋」である。
参道左の「諏訪神社」とある大きな碑の横に、橋の欄干が残っている。親柱に「諏訪幼稚園園児募集」の立看板がくくりつけられていたので、はずしてみたが「橋名」はなかった。転がっている石柱などにも何も刻字はない。

橋の下を芦原歯科側から覗いた。アーチ式ではなく、桁石橋だった。小さな溝となって、水が右方から流れている。上面を測ると、参道幅は12m、長さ2.4mほどが橋部分となるようである。
江戸時代中期からある橋らしい。記録は調べていないが、参道に珍しい橋が気付かれずに、今日まで残っている。
諏訪神社も、境内案内で「狛犬散歩道」や「縁結びの陰陽石」と同様、珍しいものとしてHPにより「小橋」を紹介してもらえれば、後世への記録となろう。
最後の写真は、拝殿左の奥まった「神池」にもあった石造橋。