長崎の古写真考 目録番号:5253 茂木道(4)

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長崎の幕末・明治期古写真考 目録番号:5253 茂木道(4)

HP「長崎大学附属図書館 幕末・明治期日本古写真メタデータ・データベース」に収録している長崎の古写真について、撮影場所などタイトルや説明文に疑問があるものを、現地へ出かけて調査するようにしている。順不同。

目録番号:5253 茂木道(4)    関連作品 5254 茂木道(5),5255 同(6)も同じ。

■ 確認結果

古写真の説明は「田上から下り終えた柳山付近と思われる」としている。川幅は広くなり、街道が川岸をまっすぐに長く通る。広い河原で荷馬車の馬か休んでいる。
旧茂木街道の石橋だった「柳山橋」付近は、まだ川が狭く、このような川沿いの道はない。
これは、明治18年(1885)に、人力車や荷馬車が通るように新道(旧県道)として整備された道である。若菜川本流を「大川橋」で渡り、今の茂木小学校の手前まで来た状景と思われる。

川が折れ曲がって河原ができ、今も飛び石がある。茂木の町の視界が開ける。海水がここまで来る。ちょうど古写真の左上あたりに小学校の校舎ができ、対岸の広場が学校のグランドとなって、学校専用橋で結ばれている。
後ろのモノクロ写真は、茂木商工会30周年記念誌の67頁から。「茂木街道の景(大正時代)」として、今の茂木小学校ができた辺りを写している。
次項「長崎片町道路並川(茂木)」の古写真の状景も参照。