古路島の岩頸 北松浦郡小値賀町薮路木島郷
古路島は小値賀島西部沖500mにある無人島。島の西側の海食崖に赤色の岩滓層が露出し、それに貫入してY字型の岩頸が見られる。
船でないと近くで見れないため、斑島や大島から見た島の写真のみ載せた。島は間違っているかもわからない。
長崎県HP「長崎県の文化財」による説明は次のとおり。
古路(ころ)島の岩頸(がんみゃく) 県指定天然記念物
指定年月日 昭和29年12月21日 所在地 北松浦郡小値賀町古路島
所有者 小値賀町
古路島は小値賀島西部沖500mにある無人島で、最高点が56mの小島であり、地質は小値賀火山群の一員として、玄武岩溶岩と岩滓とから構成されている。
島の西側の海食崖に赤色の岩滓層が露出し、それに貫入してY字型の岩頸が見られる。幅約3m、高さ12m程度の小さなものである。火山岩頸とは、火山体が浸食作用によって失われた後も、火道を満たした溶岩や火砕岩が浸食に抵抗して、塔状の岩体として残ったものとされているため、古路島の岩頸はあるいは岩脈の分類に含まれるものかも知れない。