雄香寺開山堂  平戸市大久保町

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雄香寺開山堂  平戸市大久保町

平戸市役所から県道153号線により平戸港平戸桟橋の方へ行く。田の浦への県道をそのまま進み、平戸海上ホテル「観月館」の上まで来ると、崎方公園方面などの交差点があり、反対の右の道へ入ると雄香寺駐車場へ着く。参道は海岸側からある。

山門をくぐり右へ折れると、朱色の艶やかな開山堂がある。寺名にもなっている5代松浦棟公(雄香院殿)の廟。県指定有形文化財となっている均整のとれた美しい建物である。
開山堂裏手の土塀に囲まれた一画が、その他の藩主墓所となっている(以上は、画像ともHP「minka world 大名墓」から)。
開山堂の内部は10月3日に開けられ見学できるらしい。最後は境内で見かけたシイの大木。
長崎県HP「長崎県の文化財」による説明は次のとおり。

雄香寺開山寺  県指定有形文化財・建造物

指定年月日 昭和62年3月3日 所在地 平戸市大久保町字菅牟田又2169番地
所有者 雄香寺
雄香寺は、「俊林山雄香寺御建立書」によれば、元禄8年(1695)松浦家雄香公、棟(たかし)が大島の古寺「江月庵」をここに移して、開いた寺院で、この開山堂も同じく元禄8年に創建された。
建物は禅宗仏堂の様式に則し、入母屋造妻入、総丹塗とした江戸時代中期を代表する寺院建築物である。