諏訪神社のイチョウ 上天草市大矢野町湯島
上天草市大矢野町「湯島」とは、長崎県島原半島との間の海に浮かぶ「談合島」のことである。まさかこの島まで訪ねるとは思っていなかった。
熊本県HP「ふるさと熊本の樹木」では、所在地は「大矢野町西ノ浜」としかわからず、登録台帳も詳しい説明がない。大矢野町で地元の人に聞いてもまったく心当たりがなく、上天草市商工観光課を訪ねて、やっと西ノ浜とは「湯島」らしいことがわかった。
「湯島」とわかれば、HP「古賀寛治氏フォトギャラリー 時の回廊」に大銀杏の写真があった。(検索は「湯島史跡 諏訪神社」で「大銀杏」をクリック)
大矢野町江樋戸港から湯島商船により湯島へ渡る。所要時間30分。片道600円。諏訪神社は、港の左方から集落内の坂道を上って10分もかからない。
アコウが多い島で、後の2枚は島中で一番大きいという木を浜辺で写してきた。
風景の項「湯島」も参照。
熊本県自然保護課「ふるさと熊本の樹木」資料及び現地説明板による説明は次のとおり。
登録番号 No.144 登録 平成2年2月14日
諏訪神社の銀杏(イチョウ)
所 在 地 上天草市大矢野町西ノ浜336
登録時の状況 樹齢 300年 幹の太さ 7m 樹高 25m
神木として、昔から島民に親しまれてきたものであり、樹齢は300年と推定される。四季を通じ、島民に憩いの場を提供しており、特に秋にはおいしい銀杏の実をたわわに実らせてくれ、慈愛に満ちた木である。