合津神社の本殿彫刻 上天草市松島町合津
国道324号線により松島町へ入る。「合津神社」は国道沿いにある上天草市松島庁舎のちょうど裏側の通りにあるので、庁舎の手前か先の通りから回って行く。
合津神社は改築されているが、彫刻のある本殿は、左手の石段を107段登った高台にある。
上天草市教育委員会編「上天草市の文化財」平成18年刊26頁による説明は次のとおり。市指定有形文化財ではない。
有形文化財・彫刻 合津神社の本殿彫刻 (松島町合津)
合津神社の神殿は全国的に流布する普遍形式の流造りで、本殿と拝殿から構成されています。この神社の本殿には安土桃山時代の流れを汲む豪華な彫刻が施されていて、梁や柱に獅子と漠、平行に渡した棟には竜頭・菊花・雲行紋様などを彫刻し着色した額が、はめ込まれています。作者や製作年等は不明です。