二間戸小学校跡地のイチョウ  上天草市姫戸町二間戸

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二間戸小学校跡地のイチョウ  上天草市姫戸町二間戸

「ふるさと熊本の樹木」登録樹でないが、上天草市姫戸町二間戸に樹齢推定300年というイチョウがある。上天草市指定天然記念物。国道266号線により龍ヶ岳町から姫戸町の中心に入る手前の港があるところが、二間戸集落である。

姫戸体育館を過ぎ、2つの「姫戸トンネル」に入る少し手前に、左の谷間から岩下川が流れ、旧二間戸小学校跡地は川沿いに行ったすぐ右岸となる。
上天草市教育委員会編「上天草市の文化財」平成18年刊30頁による説明は次のとおり。

天然記念物  二間戸小学校跡地のイチョウ

市指定:平成4年2月1日  姫戸町二間戸762番地
いちょう〔銀杏・公孫樹・鴨脚樹〕 イチョウ科の落葉高木。高さ約30mに達し、葉は扇型で葉柄を具え、秋、紅葉する。雌雄異株。(広辞苑より)

樹齢推定300年。幹囲3.5m、樹高約21.5m。旧二間戸小学校の敷地に植えられ、樹勢旺盛で枝張りもよいものです。校庭の庭木として児童の成長と地区住民を見守ってきました。この小学校の敷地は旧二間戸庄屋(田中家)の跡地で、イチョウの木はその庄屋の庭先に植えられていました。
もともと樹高は40mだったのですが、平成3年の台風で現在の高さになりました。今は地区の公民館敷地となり、イチョウの木は保存されています。