玉之浦のアコウ 五島市玉之浦町玉之浦
福江市街から玉之浦町大宝へ行き、玉之浦湾左岸沿いの県道50号線により五島市玉之浦支所と玉之浦港のある町の中心へ入る。アコウのある大山祗神社はまだ先で、島山島とを結ぶ「玉之浦大橋」入口を過ぎた小浦海水浴場のところである。
社殿左横の谷間にサクラの大木もあった。
長崎県HP「長崎県の文化財」による説明は次のとおり。
五島玉之浦のアコウ 県指定天然記念物
指定年月日 昭和25年5月13日 所在地 南松浦郡玉之浦町玉之浦郷
管理責任者 玉之浦町
このアコウは玉之浦町役場に近い大山祗神社の境内にある。主幹は回り10.30mほどで、この主幹の地上3.30mのところから回り6mもある支柱根が地中におりている。そして、その主幹と支柱根の間を参道が通っている。
ところがこの支柱根のほかにもこれに次ぐ支柱根が5本もあるから、この巨樹の格好はまことに怪奇にして複雑で、この樹形の不思議さは驚嘆するばかりである。