2−特 大崎林道鹿尾町尾根  (確認 長崎要塞第二地帯標 第十八号)

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2−特 大崎林道鹿尾町尾根  (確認 長崎要塞第二地帯標 第十八号)

「長崎要塞地帯略図」の○地点でない線上の地点に、初めて標石が見つかった。平成18年1月24日、会で八郎岳から熊ヶ峰へ縦走した。大山からは古い山道を土井首へ下ることとし、大崎林道に出会った所で林道を少し上り、竹林の道へわざと入った。その途中で偶然見かけた。

この山道は熊ヶ峰の登山路で以前に数回通っているが、下りはほとんど通っていない。標石は左右気をはらい、登り下りと視点を変えると見つかることがある。ここは鹿尾町内の植林地である。下の林道から入ると70歩位歩いたその右道脇となる。
標石は15cm角、高さ82cm。「長崎要塞第三地帯標」「第十八号」とあったが、改刻部分は「2ndZ」となっており、「第二地帯標」が正しいと思われる。ここで発見されたことにより星取山が推定できた。また、佐世保柚木村記録にあったような略図のほか里道のあちこちに標石が建っていたことがうかがえる。標石の改刻利用・設置替えの状況がわかる石である。