2−H 風頭から寺町へ下る石段道路脇 (確認 長崎要塞第二地帯標 第三十五号)
この標石は高橋氏が以前の調査で見つけられていた。玉木学園から風頭公園へ行かず、十八銀行研修センターのある所から寺町へ下る。石段道となって50m位下ると、すぐ右道脇の電柱の根元に並ぶようにコンクリートで埋められている。高さは腰ほどで高く、上部は三角に少し欠けている。
「長崎要塞第二地帯標」(刻字は「第三」だが、上部は「2nd」とある。要塞地帯地図から「第二地帯標」と考えられる)「第三十五号」である。
長崎要塞地帯地図は、 https://misakimichi.com/archives/54
高橋氏から位置図をもらい確認に出かけたが、地元の人もすぐ知っていた。この道は地蔵堂があり、丸い石柱は近くの道脇にある道路改修記念碑。昔の街道と思われる。
視覚は山の尾根に遮られ、右は東高、左は鍋冠山しか見えない。写真が新しいのは、高橋氏が最近、標石の掃除をしてくれたためである。