対馬琴のイチョウ 対馬市上対馬町琴
国道382号線により豊玉町和坂交差点まで行き、右折して対馬上島の東海岸を回る県道39号線へ入る。上対馬町琴までかなり北上する。
対馬市役所琴出長所や琴郵便局を過ぎた県道沿いの左手に広場があり、「日本一樹齢 琴の大銀杏」の看板を付けた大イチョウがある。
根元の空洞の大きさに驚かされる。右後の墓地に大きなスギや別のイチョウの木があった。
長崎県HP「長崎県の文化財」による説明、及び対馬観光物産協会発行「対馬の巨木と自然」(2003年改訂)リストによる説明は次のとおり。
対馬琴のイチョウ 県指定天然記念物
指定年月日 昭和36年11月24日 所在地 下県郡上対馬町大字琴657
所有者 上対馬町ほか
琴は、対馬北部の東海岸にある。このイチョウは、集落の路傍にそびえる雄株で、昔から対馬全島によく知られていた。幹のまわりは12.50m、樹高およそ40mで、全国有数のイチョウの巨樹である。
記録によると寛政10年(1798)、落雷のため樹幹が裂け、火災が起って幹に空洞ができた。空洞内部は、火災で焼けたあとが黒く残っているが、樹勢は悪くない。
28 琴のイチョウ 県 (上対馬町琴)
日本一の推定樹齢1500年を誇り、対馬の親木とも言われる巨樹で、幹回り12.5mで日本第6位の太さと言われています。樹勢も良好な雄株で、落雷により焦げた樹肌や樹形に風格があります。
28 琴のイチョウ イチョウ(雄) 幹回り12.5m 樹高 20m