鈴木神社の森 天草市本町本
天草市本渡の中心通りから県道44号線により天草空港の方へ向かう。市街を抜けた下河内から左折し本渡苓北線の県道44号線へ入る。東向寺裏を過ぎ本町小学校前の分岐は右方の県道を進むと、鈴木神社の標柱と鳥居がある。
登録のイチイガシなどの古大木は、説明とおり鈴木神社敷地内の「本村神社」の方にあるので、駐車場道を登って行くと途中に見られる。
熊本県自然保護課「ふるさと熊本の樹木」資料による説明は次のとおり。
登録番号 No. 99 登録 昭和58年12月10日
鈴木神社の森
所 在 地 本渡市本町本671
登録時の状況 幹の太さ 2.7m 樹高 26m
枝張り 南北8m×東西10m 樹幹 通直
鈴木神社は、天草石高半減に努力し割腹した鈴木代官をまつる神社である。その敷地内には、鈴木重成が天草の村々に建てた15社官の一つ「本村神社」がある。
本村神社を含めたこの一帯には、古大木が残っているが、その中でもイチイガシやモッコクの大きさが目をひく。20年頃前に大木の松は枯れたが、残っている古大木は神社が創建された当時からのものと推定される。