九州(沖 縄 県)」カテゴリーアーカイブ

セークガー  沖縄市美里2丁目 ( 沖縄県 )

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セークガー  沖縄市美里2丁目

サイト「近世以前の土木・産業遺産」沖縄県リストによるデータは、次のとおり。美里公民館は沖縄市美里2丁目19番13号にあり、国道329号美里南交差点あたりから東へ入る。公民館の裏手へ行くと、「セークガー」の石積井(流下式水源)がある。

セークガー
沖縄市 石積井(流下式水源) 不明 市史跡 WEB 直上に駐車場 引水してきた水を、石積井戸から流下させる2つの取水溝と四角の「のぞき穴」がある 1 C

沖縄市HPの沖縄市の文化財紹介> 美里 による説明は、次のとおり。

セークガー [市指定文化財]
美里公民館の南側に位置する。堰は、堅固な石積みで、ふたつの取水溝と四角の形をしたのぞく穴がある。戦後に改修された記録はなく、往年の技法を伝える重要な文化財である。ヒージャーガ−とともに美里集落の発祥にかかわる井泉だといわれている。建造年代は不明である。  (2011年8月2日 更新)

屋良ヒージャーガー  嘉手納町屋良  ( 沖縄県 )

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屋良ヒージャーガー  嘉手納町屋良  

サイト「近世以前の土木・産業遺産」沖縄県リストによるデータは、次のとおり。国道58号嘉手納ロータリーから県道74号に右折し屋良交差点まで行く。「屋良城跡公園」入口の案内標識あり、左折して屋良小学校左横を通り、2つ目の角から左折すると「屋良城跡公園」に着く。
公園正門の公園案内図を良く参照。「屋良ヒージャーガー」の石積井(流下式水源)は、手前駐車場から奥へ進み、遊歩道階段を下るとある。遊歩道は比謝川沿いの少し上流まで続き、終点にもコンクリートブロックで囲まれたカー(井泉)のようなものがあった。

屋良ヒージャーガー やら
(中頭)嘉手納町 屋良城跡公園 石積井(流下式水源) 不明 WEB 水源からの通水部はコンクリート ごく小規模 3 −

大城のイリヌカー(西井泉)・大城のチブガー  北中城村大城 ( 沖縄県 )

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大城のイリヌカー(西井泉)・大城のチブガー  北中城村大城

サイト「近世以前の土木・産業遺産」沖縄県リストによるデータは、次のとおり。国道330号北中城村石平交差点から県道81号に入り安谷屋交差点まで行く。県道146号に右折して、山手の大城まで向かう。
大城城跡登り口の左手前に「大城のイリヌカー(西井泉)」(写真3〜6)、登り口右に「大城のチブガー」)(写真7〜11)の石積井(湧水)がある。

大城のイリヌカー(西井泉) おおグスク
(中頭)北中城村 石積井(湧水)(1段半円型) 不明 村史跡 WEB 1922年にRC屋根 小規模 3 −

大城のチブガー おおグスク
(中頭)北中城村 石積井(湧水)(一部2段の矩形) 不明 WEB 保存状態は良好 村内のこの周辺では最古の井戸/小規模 2 C

北中城村HPの観光案内による説明は、次のとおり。

■イリヌカー
県道146号線沿い、荻道との境界から約30mほど大城に入った所にあり、県道より一段下がった位置にある。名称は大城集落の西側(イリ)に位置することに由来する。コンクリートの覆い屋根が作られているが、樋から流れてくる水を溜める池や石敷き、周囲の土留め石積みもよく残っている。また、北側には、琉球石灰岩を掘った地下水路も残っている。

■チブガー
県道146号線を荻道から大城に向かう急カーブの所にある。大城で一番古いカーでンブガー(産井戸)として使用された。水溜めの石積みや周囲の土留め石積みがよく残っている。

イチマシビラの石畳道  北中城村安谷屋 ( 沖縄県 )

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イチマシビラの石畳道  北中城村安谷屋

サイト「近世以前の土木・産業遺産」沖縄県リストによるデータは、次のとおり。国道330号北中城村石平交差点から県道81号に入り第一安谷屋交差点まで行く。沖縄道中城IC入口に入る県道29号に右折して南下する。すぐの普天間川の大橋を渡った先の右手白いビルの裏手へ回ると、坂の山道に白い標柱があり、「イチマシビラの石畳道」が残る。所在図参照。

イチマシビラの石畳道
(中頭)北中城村 石畳道 長約70m 1851年以前 WEB 保存状態は良好 一部自然に戻っている/小規模 2 C

北中城村HPの観光案内による説明は、次のとおり。

■イチマシビラの石畳道
安谷屋から普天間川を渡って宜野湾市野嵩にむかう旧道で、現在でも約70mほど石畳道が残っている。名称は原名の池舛原(イチマシバル)に由来する。この石畳道がいつ造られたかは不明であるが、普天間川に架かっていた安谷屋橋の改修が尚泰王四年(1851年)に行われていることからそれ以前からあったと考えられる。

野嵩の石畳道  宜野湾市野嵩3丁目 ( 沖縄県 )

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野嵩の石畳道  宜野湾市野嵩3丁目

サイト「近世以前の土木・産業遺産」沖縄県リストによるデータは、次のとおり。国道330号宜野湾市普天間小学校前交差点から県道35号に入り安谷屋交差点まで行って、県道29号を少し南下、次の交差点から左折して、普天間川に架かる我謝橋まで下ると、橋手前左上に「野嵩の石畳道」が残る。所在図参照。

野嵩の石畳道 のだけ
宜野湾市 <中頭郡東海道の支道> 石畳道(石灰岩) 長さ約120m→60m,幅2.5m 1458年以前(伝説)→ 18世紀後半に宿道化 市史跡 市教委/WEB 県道29号線の完成により下半分のみ残る 琉球王府時代に整備された首里と各間切(まぎり)の番所(ばんじょ)を結ぶ公道/30㎝内外の丸味を帯びた石を敷き詰める(かなり凸凹) 3 C

西原東ガー  浦添市西原4丁目 ( 沖縄県 )

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西原東ガー  浦添市西原4丁目

サイト「近世以前の土木・産業遺産」沖縄県リストによるデータは、次のとおり。国道330号浦添バイパスを宜野湾市境近くまで進むと、西原トンネルがある。トンネルを出てすぐローソン反対側角に案内標識170mとあり、左折しながら拝山(うがんやま)公園の方へ上がって行くと、「西原東ガー」の石積井(湧水)に着く。
7枚目以降の写真は、近くにある西原洗濯ガー(昭和2年新築)と、拝山公園。

西原東ガー にしはら・アガリ
浦添市 石積井(湧水) 15世紀初頭→18世紀初頭に石積 市史跡 WEB カーの前にヒンプンがあるのが特徴/小規模 1 B

仲間ヒージャー  浦添市仲間2丁目 ( 沖縄県 )

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仲間ヒージャー  浦添市仲間2丁目

サイト「近世以前の土木・産業遺産」沖縄県リストによるデータは、次のとおり。浦添市役所前から県道38号安波茶交差点まで行き、県道38号と県道153号の間を直進気味に浦添中学校体育館裏を通る市道を上がって行くと、右手に「仲間ヒージャー」の石積井(湧水)がある。

仲間ヒージャー なかま
浦添市 石積井(湧水) 1731年以前→1935年に水タンク設置 市史跡 市教委 2009年に復元整備 ヒージャーとしては、最古級の起源切石で囲まれている 2 C

安波茶樋川  浦添市安波茶2丁目 ( 沖縄県 )

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安波茶樋川  浦添市安波茶2丁目

サイト「近世以前の土木・産業遺産」沖縄県リストによるデータは、次のとおり。浦添市役所前から県道38号安波茶交差点まで行き、左折して県道153号に入り北へ少し進む。ファミマ前の反対側角に案内標識約200mがあり、左折して安波茶自治会館前を通り、内閣府浦添宿舎の南下に「安波茶樋川」の石樋井(流下式水源)がある。現在、復元整備工事中だが、石の樋(溝)は確認できた。

安波茶樋川 あはちゃ・ヒージャー
浦添市 石樋井(流下式水源) 不明 市史跡 WEB 荒れた感じ 石の樋(溝)で引水両側に小石垣/小規模 2 C

赤皿ガー  浦添市安波茶3丁目 ( 沖縄県 )

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赤皿ガー  浦添市安波茶3丁目

サイト「近世以前の土木・産業遺産」沖縄県リストによるデータは、次のとおり。浦添市役所前から県道38号安波茶交差点まで行き、右折して県道153号を少し南下する。茶山団地前バス停手前のコスモパレス近くに2箇所、「歴史の道」や「中頭方西海道」とともに「安波茶橋」の案内標識があり、右下の谷間に下ると、「安波茶橋」の北橋・南橋が架かる。
安波茶北橋を渡る手前から下流側フェンス内の崖を行く道を辿ると、すぐに「赤皿ガー」の小さな石積井(湧水)がある。 

赤皿ガー あかざら
浦添市 石積井(湧水) 琉球王国時代 市史跡 WEB 当時のまま 赤い皿で国王が水を飲んだという故事に因んだ命名/ごく小規模/安波茶橋の下流 1 C

安波茶北橋・安波茶南橋  浦添市安波茶3丁目 ( 沖縄県 )

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安波茶北橋・安波茶南橋  浦添市安波茶3丁目

HP「石橋・眼鏡橋・太鼓橋・石造アーチ橋」沖縄県の石橋によるデータは、次のとおり。浦添市役所前から県道38号安波茶交差点まで行き、右折して県道153号を少し南下する。茶山団地前バス停手前のコスモパレス近くに2箇所、「歴史の道」や「中頭方西海道」とともに「安波茶橋」の案内標識があり、右下の谷間に下ると、「安波茶橋」の北橋・南橋が架かる。

№2,111  安波茶北橋
浦添市安波茶(あはちゃ)
アブチ川
橋長:3.4m  橋幅:1.9m  拱矢:0.6m  環厚:25cm
架設:

安波茶橋と石畳道
「安波茶橋と石畳道は、1597年に尚寧王の命で浦添グスクから首里平良までの道を整備したときに造られたと考えられています。首里城と中頭・国頭方面を結ぶ宿道(幹線道路)として人々の往来でにぎわい、国王もこの道を通って普天間宮に参詣しました。
橋は石造のアーチ橋で、小湾川に架けられた南橋と、支流のアブチ川に架けられた北橋から成ります。深い谷の滝壺の側に巨石を積み上げる大変な難工事だったと思われます。南橋は沖縄戦で破壊され、北橋も崩壊していましたが平成10年に北橋を修復しました。
橋の下流側には、赤い皿(椀)で水を汲んで国王に差し上げたと伝えられる赤皿ガーがあります。」
浦添市教育委員会

№2,112  安波茶南橋
浦添市安波茶
小湾川
橋長:7.0m  橋幅:3.7m
架設: