喜界島のその他の風景・史跡 喜界町
喜界島のその他の風景・史跡。写真順に、小野津集落を望む、ムチャ加那公園、トンビ崎海岸、トンビ崎灯台、平家上陸の地、サトウキビの一本道、厳島神社、厳島神社下の水場、城久から喜界港を望む、城久遺跡群、七十七曲りの登り口、早町港早朝フェリーきかいで奄美大島へ。
喜界島観光MAPは、喜界島観光物産協会HPから。
喜界島のその他の風景・史跡 喜界町
喜界島のその他の風景・史跡。写真順に、小野津集落を望む、ムチャ加那公園、トンビ崎海岸、トンビ崎灯台、平家上陸の地、サトウキビの一本道、厳島神社、厳島神社下の水場、城久から喜界港を望む、城久遺跡群、七十七曲りの登り口、早町港早朝フェリーきかいで奄美大島へ。
喜界島観光MAPは、喜界島観光物産協会HPから。
戦闘指揮所跡 喜界町大字中里
喜界島総合情報サイト「喜界島ナビ.com」による説明は、次のとおり。喜界町の中心街、県道619号から喜界空港まで行く。案内板がなく場所がわかりにくいが、空港正面前の曲がりくねった町道を南へ少し進むと、戦闘指揮所跡コンクリート建物の屋根が見えるので、砂利道の入口から奥へ入る。
戦闘指揮所跡
太平洋戦争後期、現在の空港周辺は沖縄の敵艦隊へと向かう特攻機が整備・給油を行うための中継飛行場となっていました。
この「戦闘指揮所跡」は軍事的な判断、指揮命令が行われていた場所で、特攻隊員も出撃前はこの場所で作戦指示を受けていたと言われています。 いつ建設されたかという事は当時、高度機密であったため不明ですが、現存する戦闘指揮所の建物としては国内ではここに残っているだけなのだそうです。
掩体壕(えんたいごう) 喜界町大字中里
現地説明板は、次のとおり。喜界町の中心街、県道619号の喜界徳洲会病院の西2つ目の交差点から喜界町体育館の方へ入る。大島地区消防組合喜界消防分署の裏手まで行くと、この掩体壕が残る。
<掩体壕> (えんたいごう) 掩体壕とは、戦闘機を敵の攻撃から守るための格納庫である。
太平洋戦争末期、現在の喜界飛行場は沖縄方面の敵艦隊へと向かう襲撃機・特攻機が整備・給油を行うための中継飛行場となっていた。当時、戦闘機を米軍の爆撃から守るため、島内の50数箇所に掩体壕が建設されたが有蓋コンクリート製はこの一箇所だけで 残りは三方土盛をして木の枝などでカモフラージュしただけの簡易なものであった。このコンクリート製の「掩体壕」は主に戦闘機の整備場として使用されていた。
俊寛の墓 喜界町大字湾
喜界町HPの観光情報による説明は、次のとおり。喜界町の中心街、県道619号の喜界徳洲会病院の西2つ目の交差点から、喜界町体育館の方へ入ると、大島地区消防組合喜界消防分署手前に、「俊寛の墓」と座像がある。
俊寛の墓
平家転覆の陰謀が暴露し、喜界島に流罪された俊寛僧都は、赦免されることなく、この地に亡した。坊主前(ボウズンメイ)と呼ぶこの地に墓があり、島の人々や観光客の供える花や線香はたえない。
荒木・中里遊歩道 喜界町大字荒木・中里
喜界町HPの観光情報による説明は、次のとおり。花良治集落の県道619号へ出て、喜界島の南部、荒木集落入口まで行く。県道沿い左手に「荒木・中里遊歩道」の案内板がある。
すぐの分岐は右上へ進むと、荒木漁港(写真12枚目まで)に出る。その先の東屋広場から海岸沿いの遊歩道が続いているが、私は時間の余裕がなく、荒木側からと中里側からの一部しか歩いていない。中間あたりに高い岩場下を通る遊歩道スポットがあるようだ。
荒木・中里遊歩道
長い歳月にわたって波しぶきにうたれ、いろいろな形をした珊瑚礁ある遊歩道。島人は「夕日の散歩道」とも呼び大島本島を望み、落日の金色で染められた景観は感動的なものがある。
また、年中釣り人のたえない島随一の大物が釣れる場所である。
ガジュマル巨木 喜界町大字手久津久
喜界町HPの観光情報による説明は、次のとおり。花良治集落の県道619号へ出て、喜界島の南部、手久津久集落まで行く。県道沿いに「ガジュマル巨木」の案内板があるので、集落の山手へ入る。
ガジュマル巨木(手久津久集落)
喜界島には数多くの神秘的なガジュマルがあり、その中でも手久津久集落のガジュマルは代表的なものです。ガジュマルの高さは17.7m、幹周りは16m、枝張りの直径は42.0mと大きく、樹齢は100年を越えていると推測されます。
平成17年には、中村獅童主演のフジテレビドラマ「遅すぎた帰還 実録・小野田少尉」のロケ地にもなりました。
サンゴの石垣 喜界町大字阿伝
喜界町HPの観光情報による説明は、次のとおり。花良治集落の県道619号へ出て、阿伝まで北上すると、県道沿いに「サンゴの石垣」の案内板があるので、集落内へ入る。「サンゴの石垣」が、各所に残る。
サンゴの石垣
台風に備えて先人の人々は、家々の垣根をサンゴでつくり、風を防いだという。サンゴの石垣にはよくハブが住みつくといわれているが喜界島にはハブがいないので保存状態がよく島のいたる所でみかける。貴重な文化遺産である。
ソテツ巨木 喜界町大字嘉鈍
喜界町HPの観光情報による説明は、次のとおり。花良治集落の県道619号へ出て、嘉鈍まで北上すると、県道沿いに「ソテツ巨木」の案内板があるので、山手へ入る。場所的には百の台公園展望台の真下となるあたりである。喜界島一番のソテツ巨木ということで、そんなに大きな木ではなかった。
ソテツ巨木
ソテツは、雄雌異株でこの巨木は雄木である。雌木は赤い梅大位の球果が着生する。果実からは澱粉が採取され食用にも利用されていたが現在は利用していない。生葉を生食すれば酒酔いに有効とされている。庭園、公園樹として最適である。
樹高6メートル、胸高囲4.2メートル、樹齢約300年。
夫婦ガジュマル 喜界町大字花良治
喜界町HPの観光情報による説明は、次のとおり。南部の高台「百の台公園展望台」から「七島鼻(ポイント211)」に戻り、少し下って行くと「夫婦ガジュマル」の案内板がある。これから花良治の蒲生(小字?)に下る坂道のカーブ途中に、「夫婦ガジュマル」があった。
このあたりにガジュマルは数本あるが、道路を挟んでそびえたつ2本の巨大なガジュマルの木を言うらしい?(喜界島総合情報サイト「喜界島ナビ.com」)。写真では5枚目以降が道路反対側の木。
夫婦ガジュマル
奄美最大の気根多発夫婦ガジュマル。数多くの気根は風化により、次々に落下する巨石を抱え込み、落石防止樹としての大役も果たしている。推定樹齢850年・樹高13メートル。
百の台公園展望台 喜界町大字嘉鈍
喜界町HPの観光情報による説明は、次のとおり。喜界港から県道628号により南部の山手、自衛隊喜界島通信所正門前を通って上がって行くと、その先の分岐道に「百の台公園展望台」の案内板がある。
七島鼻(ポイント211)を過ぎ、さらに高台を左横北東側へ進んで行く。途中に七十七曲り(降り口)もあった。
百の台公園展望台
島の中央部に広がる標高203メートル、約700ヘクタールの広大な隆起珊瑚礁の高台地、眼下にはエメラルドグリーンに輝く珊瑚礁の海、太平洋と東シナ海が一望できる絶景の地で、奄美十景のひとつでもある。台地周辺はハイビスカス等熱帯の花々が咲く。