掩体壕(えんたいごう)  喜界町大字中里 ( 鹿児島県 )

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掩体壕(えんたいごう)  喜界町大字中里

現地説明板は、次のとおり。喜界町の中心街、県道619号の喜界徳洲会病院の西2つ目の交差点から喜界町体育館の方へ入る。大島地区消防組合喜界消防分署の裏手まで行くと、この掩体壕が残る。

<掩体壕> (えんたいごう) 掩体壕とは、戦闘機を敵の攻撃から守るための格納庫である。
太平洋戦争末期、現在の喜界飛行場は沖縄方面の敵艦隊へと向かう襲撃機・特攻機が整備・給油を行うための中継飛行場となっていた。当時、戦闘機を米軍の爆撃から守るため、島内の50数箇所に掩体壕が建設されたが有蓋コンクリート製はこの一箇所だけで 残りは三方土盛をして木の枝などでカモフラージュしただけの簡易なものであった。このコンクリート製の「掩体壕」は主に戦闘機の整備場として使用されていた。