潜龍ヶ滝  北松浦郡江迎町田ノ元免

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潜龍ヶ滝  北松浦郡江迎町田ノ元免

江迎町田ノ元免に「潜龍ヶ滝」はある。国道204号線の松浦鉄道「潜龍ヶ滝駅」先に案内標識があり、北方の谷、江迎川の支流沿いの道へ入る。駐車場から赤い太鼓橋(鉄製)を渡り、石段を200mほど登ると、滝壺へ着く。
歩道の途中の下の滝「不動の滝」「布引の滝」も見ごたえがあり、3段続いている。最後の3枚の写真が、最奥の「潜龍ヶ滝」。 

駅先の道路入口に古い標石があった。刻字はよく読めない。私の当てずっぽな読み方は「勢ん里よう乃瀧へ 是より十六丁」。
HP”湯〜マットdeSの「旅」 6 滝・渓流への「旅」”による説明は次のとおり。
諫早のこの方の山・街道歩き・滝などの探訪HPはすばらしい。同滝の全文を借用した。

潜 龍 ヶ 滝 (江迎町) 

「潜龍ヶ滝」は北松浦郡江迎町にあり、吉井町草の尾を源流とする江迎川の支流の滝である。
10代の平戸藩主松浦観中煕は、1828(文政11)年に管内巡視の際に、この地に至り、この滝を検したとき、「たまたま滝壺より龍の頭を表すあり、公大いに慶び「潜龍ヶ滝」と命名」したと伝えられている。その後、観中公は名勝の地を選んで、「平戸地方八奇勝」と名付け、その一つがこの潜龍ヶ滝である。

MR松浦の潜龍駅付近から、山手に標識に従い、約2kmの道のりを自動車で行き、駐車場に停める。 そこからコンクリートの橋を渡ると、左手は公園となっており、石段を登っていくと、神社に到着する。更に登っていくと、石の鳥居があり、その先に、潜龍の滝はある。

潜龍ヶ滝は高さ約20m、滝壺の深さ6m、男滝と、女滝の2つに別れている。その壮観さは「滝の威に打たれ、しみじみ合掌す」(俳人森永杉洞)と言われるほどである。滝壺に落ちた水は2筋に別れて、「布引の滝」となり、また1つに合わさり、「不動の滝」になるという。
なお、この滝は婦女は、域内に入ることは許されておらず、藩主は毎年、代参を派遣して、神楽を奏し、これを祀ったという。