さが名木100選 89 稲佐神社のクスノキ 杵島郡白石町大字辺田
杵島郡白石町大字辺田(前有明町)の稲佐神社は、国道207号線白石町役場を過ぎ、廻里津交差点から左折、県道214号線へ入る。山手に当った辺田の交差点が神社入口であり案内板がある。
稲佐神社は最上段にあり、参道石段を東明寺を通り高く登ることとなるが、稲佐の森が整備されてこの車道を上がれば神社下に着く。
この神社のさが名木100選の指定クスノキは、鐘楼奥斜面などに2本あり、両方とも佐賀県指定天然記念物。間に立つイチョウも樹齢約600年とあり、巨木3本を並んで見て白石平野を眼下にする光景はすばらしい。
佐賀県同パンフレットによる説明は次のとおり。
89 稲佐神社の楠(クスノキ)
・所 在 地 有明町辺田
・推定樹齢 600年
・大 き さ 樹高 17m 幹回り 10m 枝張り 18.9m
・登録番号 46440
稲佐神社は杵島南郷荘の守護小神として広く崇敬された古社で1200年以上の歴史がある。このクスノキは、神社の広大な境内にそびえ立ち、昔から樹形は、地上5mのところから三方に幹枝が分かれ、幹枝には、無数のツル性植物が着生している。
県天然記念物(昭和40年7月23日)
・所 在 地 有明町辺田
・推定樹齢 600年
・大 き さ 樹高 26.5m 幹回り 11m 枝張り 18.9m
・登録番号 46441
主幹は、地上13mの所まではほぼ垂直に伸び、その樹相は壮観である。
県天然記念物(昭和40年7月23日)