さが名木100選  25 黒尾のイチョウとケヤキ  武雄市朝日町大字中野

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さが名木100選  25 黒尾のイチョウとケヤキ  武雄市朝日町大字中野

国道34号線白岩球場入口交差点から左折。武雄市総合庁舎前を通りJR佐世保線のガード下をくぐり、水源地前から右折し伊万里へ行く県道270号線に入る。川古の大楠へ行く途中となる。朝日町中野で県道498号線と合う手前左手に朝日第2保育園があり、この奥に黒尾神社がある。
神社入口にイチョウがあり、イチョウはさが名木100選の木である。参道を上がって境内右側にケヤキの大木がある。
佐賀県同パンフレットによる説明は次のとおり。

25 黒尾の大銀杏
・所 在 地  武雄市朝日町大字中野6741
・推定樹齢   500年
・大 き さ  樹高 25m  幹回り 9m  枝張り 16m
・登録番号   06074
このイチョウが祀られている黒尾明神神社の創祀は、建仁2年と言われ、武雄では武雄神社に次ぐ古い神社である。元来この銀杏は、2本の幹であったのが、1本は根元より切り取られ、その後から数本の若枝が出ており、樹勢は雌木で極めて盛んである。
市天然記念物(昭和49年4月15日)

なお、鶴氏HP「妖樹の森」リストの中の説明は次のとおり。

黒尾の大銀杏

所在地 佐賀県武雄市朝日町大字中野6741、黒尾神社
樹 齢 500年  樹 高 25m  幹回り  9m  根周り 15m  枝張り 20×18m
武雄市指定天然記念物  さが名木百選

武雄温泉の北方3kmほどのところに「黒尾大明神」という古い神社がありますが、その鳥居のそばには「黒尾の大銀杏」と呼ばれる、恐龍のような姿の銀杏が立っています。
イチョウは、根元から大小二本の幹が、互いに引き裂かれたような形をしています。東側の幹は巨幹で東の方へほぼ45度斜め方向に、うねるように伸びていますが、西側の幹は、裂けた根元から垂直に立ち上がっています。
これは、元々は根元から二本の幹が分岐して成育していたものが、いつの頃か、西側の幹が根元から切り取られたため、その後そこから芽生えたヒコバエが成長して、今の様な姿になったものです。
秋の黄葉の頃には、恐竜が黄色い羽を広げて今にも飛び立とうとしているようにも見え、なかなかユニークな姿のイチョウです。

黒尾大明神の「ケヤキ」」

所在地 佐賀県武雄市朝日町大字中野、黒尾神社
樹 齢 210年  樹 高 25m 幹回り 4.7m  枝張り 25m
佐賀県名木古木

武雄市から伊万里へ向かう国道498号線を走っていると、朝日町中野の黒尾山の山腹に、一際目を惹く巨木が立っています。 それがこの黒尾大明神の「ケヤキ」で、黒尾大明神を祀る黒尾神社の境内に聳えています。
ケヤキは、地上7〜8m付近から放射状に6本程に分岐、ケヤキ特有の逆さ箒の優美な姿で伸びあがっています。黒尾神社の境内は、黒尾山の山腹高台にあるため、遠方から
もこのケヤキの雄姿を眺めることができ、葉が色づく晩秋には一層その存在感が高まります。
なお、黒尾神社の入り口には「黒尾の大銀杏」がユニークな姿を見せています。