本河内の宝篋印塔(ほうきょういんとう) 市指定有形文化財

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本河内の宝篋印塔(ほうきょういんとう) 市指定有形文化財

国道34号線「妙相寺通」バス停手前の道路右にある。車中から見える。説明板は次のとおり。場所は国道工事で再三移転している。
塔前にある狛犬も古めかしく、後ろ足を立てた珍しい格好であった。

市指定有形文化財 本河内宝篋印塔
指定年月日 昭和50年3月10日 所有者 長崎市
この本河内宝篋印塔は、文化8年(1811)、本篭町の薬種商中村盛右衛門仲熙・嘉右衛門茂済父子が造塔施主となり、肥後の人豪潮が建てた供養塔である。豪潮は全国に2千基の塔を建てたという。
笠の隅飾は華麗で、蓮座の下にさらに第2の塔身があり、いずれの種子も重厚である。同様な形式のものは清水寺・禅林寺・春徳寺に現存するが、この塔はその中でも最大のものである。
長崎市教育委員会(平成元年3月設置)

脇岬観音寺の宝篋印塔(県指定)も豪潮作である。熊本の名僧「豪潮」が長崎の福島清七の寄進により建立。「豪潮塔」と言われる。県下では7基だけしかないと言われる。このため本河内の塔を見に行った。