田ノ頭のシダレザクラ 東彼杵郡波佐見町田ノ頭郷
東彼杵郡波佐見町の次はシダレザクラの名木。県道4号線が波佐見温泉入口を過ぎ、川棚川が大きくカーブしているところの橋手前に道路案内板があった。波佐見町田ノ頭郷でシダレザクラの名木はすぐ右手の細い道を上がった突き当たりにある。
3月下旬の開花の時期を迎え、観覧場や丸太のベンチが用意されていた。まだほんの小さな蕾である。
Otoji.K氏HP「長崎の名木」リストの中の説明は次のとおり。咲いた写真は同HPを参照。
波佐見町田ノ頭郷のシダレザクラ
県道4号線沿いにシダレザクラの案内板があり、分りやすい。民家の山の斜面の畑にある。樹齢およそ百数十年という。道路に向って枝垂れ、10mほどにも広がっている。数ヶ所、支柱で支えられてある。
満開の時期はすこし過ぎていたが圧巻。こんな大きなシダレザクラは初めて見た。シダレザクラはエドヒガン系で、萼筒がくびれるのが特徴。
なお、波佐見町「はさみ100選 ガイドブック」1987刊19頁による説明は次のとおり。
7.田ノ頭の枝垂桜(田ノ頭郷)
毎年4月、淡いピンクの花がいっぱいに拡がるこの枝垂桜。丘の中腹にあるので、遠くからも人の目をひき、うららかな春を知らせます。近寄って見ると、樹齢は確かめられないが、百数十年を経た老木です。近くに子どもの若木が2本あって一層ひき立てます。波佐見の名木の一つでしょう。
(追 記 2015年3月29日)
開花写真は、私の先輩”gonbeyaの部屋 – エヌログ 「桜めぐり」”の記事から。2015年3月25日撮影。