外海地区の佐賀藩深堀領藩境石 2  寄稿 川上 正徳

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外海地区の佐賀藩深堀領藩境石 2  寄稿 川上 正徳

「ゆうこう」と呼ばれる柚の一種は、長崎市土井首などに昔からあった(写真下がゆうこうの実。優しい香りと筋の山があるのが特徴)が、友人川上君らの尽力により新種の果樹であることがわかり、園芸学会で認められた。
世界スローフード協会の「味の箱舟」に登録されるよう、2006年10月イタリアトリノ世界大会に参加している。

この果樹は、出津教会ドロ神父がもたらしたのではないかと考えられ、川上君は長崎県内や佐賀県馬渡島などキリシタンの関係地で木の分布を調べるとともに、佐賀藩深堀領の飛地が多かった外海・三重地区でその藩境と石塚の調査に取り組んでいる。