小浜町に残るアーチ石橋   雲仙市小浜町金浜ほか

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小浜町に残るアーチ石橋   雲仙市小浜町金浜ほか

雲仙市小浜町に残るアーチ石橋は、5橋である。金浜眼鏡橋は、そばにアコウの巨樹があり、その項で橋も紹介している。雲仙の桜橋は、温泉街入口。有明ホテル脇である。
HP「長崎県の石橋を訪ねて」による説明は次のとおり。

写真 1  第   6 番  金濱眼鏡橋   小浜町金濱川河口近く 殿様道に架かる橋
弘化3(1846)年  長さ14.5m  幅員3.6m
北串山の人、岡右衛門が架橋したと言われる。以来150年余りを経過し痛みが激しいため文化財保護を目的に平成5年大改修が行われた。
なかなか姿の良い橋だが、残念ながら平成5年の大改修は、この橋を外見だけは復元したが、まったく違う橋に作り変えてしまった。この新しい平成の石橋自体は大好きな橋の一つでは有るのだが、「金浜の眼鏡橋」を復元出来なかった物かと淋しく思う。これが文化財保護なのだろうか?
近くの住民が「階段が出来て上りにくいし、滑りやすいから嫌だ。昔の橋が良かった」と話されていたのが心に残る。

写真 2  第  57 番  北串の眼鏡橋  小浜町山畑(北串)
明治中頃  長さ 14.5m  幅員 3.8m
広域農道(雲仙グリーン道路)の山畑大橋の下に眼鏡橋がある。以前、この橋を探して小浜温泉観光案内所を訪ねたが、職員の方は何方もご存じなかった。一時はもう無いかも知れないとは思ったが、近くを通るたびに少しずつ探していた橋に、やっと出会えた。
【ガイド】国道251号線を小浜町から南串山に行くと、金浜の眼鏡橋が有る。そのの先から、県道30号線に左折して、山畑の広域農道の交差点を右折。山畑大橋を渡ってすぐに左折。大橋の下で出会える。

写真 3  第 119 番  安平(あんのひら)橋  小浜町山畑
明治中期  長さ 9.0m  幅員 4.2m
下区若しくは北串山下地区安平と聞くほうが判りやすい。エネオスから右折。下区集会所の先
福岡県在住の薗田さんから掲示板で教えていただいた橋。地元の方に伺ったところ、明治10年から20年ごろの架橋で。戦後まで橋の側には水車小屋があって北串山地区の大切な生活の橋であったそうだ。川は下の部落の名で「湾頭(わんど)川」と呼ばれる。

写真 4  第 122 番  山畑の水路橋  小浜町大亀(北串)。一般に山畑といわれるが正確な住所は大亀となる。
明治中頃といわれるが調査中  長さ 8.0m  幅員 1.6m
長崎県で唯一現存する農業水路の為に造られた水路橋(平成15年6月現在)
北串の眼鏡橋に何度か通っている時に、地元の方から、この上流にもう一つ石橋があったが今はどうなっているか不明だし、行けないだろうと話を聞いていた。
諏訪池は、元和2(1616)年に藩主松倉重政が築いた人造湖。そののち北串山村庄屋の松藤家が新池を造り、その後何度か水路が作り直されて、北串原の農業用水を賄ったという。このとき松平から北串の低地へ流れている川の源流付近で沢を跨ぐ必要から架けられたのが、この石橋。
【ガイド】北串の眼鏡橋が架かる山畑大橋を渡ってすぐに左折。左手に田畑を見ながら作道を上流に向かう。二つ目の別れ道を下って川を越えて上る。棚田で道が無くなったら左手の棚田を登って水路に出て、上流に向かう。季節によっては通路は無い。

写真 5  第 172 番  桜    橋   小浜町雲仙(温泉街に架かる橋)
昭和5年1月  長さ 6.0m  幅員 約5.5m 拡幅されています。
私の好きな福田屋さんの脇、湯川に架かる橋。写真は福田屋さんから撮りました。
雲仙の温泉街の真ん中を通る国道57号線の橋。小浜から上がってくると小地獄の分岐の先に成る。しっかりとした石造アーチ橋。この橋が良く見えるポイントが有ると雲仙温泉街のランドマークになるかも。
ちょっと見た目は、長崎市にある鎮西橋のように石張りのコンクリート橋のような感じを受けるが、これは近年、高欄を付け替えた際に石張りを行ったからだと思える。剥がれかけた化粧張りが違和感を感じさせるのだろう。