北・南有馬町に残るアーチ石橋  (2)  南島原市北有馬町・南有馬町

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北・南有馬町に残るアーチ石橋 (2)  南島原市北有馬町・南有馬町

南島原市北有馬町・南有馬町に残るアーチ石橋は、11橋である。このうちの(2)。
ここも石橋の宝庫である。諏訪の池から北有馬へ下る県道30号線から少し入ると見学できる。
HP「長崎県の石橋を訪ねて」による説明は次のとおり。同HPも参照。

写真 7  第 43 番  荒 田 橋    北有馬町坂上下名下田中
明治末期       長さ 13.0m  幅員 2.5m
有馬川にの支流、三八川上流。荒田バス停から入る。
田中橋を訪ねて、諏訪の池から県道30号線を北有馬に向かっていたら、田中公民館の先の荒田バス停の先を、なんとなくカンが働いて入ってみた。偶然であったアーチ橋。名前が判らないので「荒田橋」としてみた。
アーチ部分は小さく、側面は石垣のように積み上げている。比較的新しい橋のように感じる。山口祐造氏の著書で名前と架橋年代が判明した。

写真 8  第 40 番  ショウベ川橋   北有馬町折木名折木(堤下)
明治期        長さ 15.0m  幅員 1.8m
堤のホテイアオイの花に誘われて、ふと下流を見て気が付いた橋。有馬川の支流坂山川に架かる。
面無橋ほどではないが、この橋も丸石が多用されている。植物で見えないが…。付近の景観ともマッチした良い橋だ。

写真 9  第 64 番  上長平谷橋    北有馬町折木名長平谷(堤上) 
明治末期       長さ 6.8m   幅員 3.0m
ショウベ川橋から坂山の別れ道に上る二倍ほど上流に登る。
棚田の奥に、石橋が現われた集落の最上部になる。すぐ手前の水神さんで、顔を洗わせていただいた。

写真10  第 65 番  小 谷 橋    北有馬町折木名小谷
年代不詳       長さ 3.0m   幅員 4.0m
小谷の旧道から山に入る。普通車ではチョッと辛い。
九州自然歩道を登る。地元の人たちは軽自動車でなら入っていく。この橋が近年教育長自身が見つけた橋。

写真11  第 86 番  深谷(ふかだん・ふかたに)橋  南有馬町菖蒲浜
明治中期       長さ 約5.0m  幅員 約4.0m
旧国道に架かる。