多良間島の嶺原の植物群落  多良間村字仲筋 ( 沖縄県 )

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多良間島の嶺原の植物群落  多良間村字仲筋

沖縄県教育委員会(1993)「沖縄の文化財I-天然記念物編」による説明は、次のとおり。所在地は多良間島ガイドマップを参照。現地説明板は写真のとおりだが、草に覆われ写せない。

県指定天然記念物(植物)  多良間島の嶺原の植物群落
指定年月日:昭和49年12月26日
所 在 地:多良間村字仲筋

多良間島の北西部、八重山遠見台と長嶺山の中間にあたる嶺原地区には、イヌマキ(方言名:チャーギ)やテリハボク(方言名:ヤラブ)などの高くなる木を中心にした森があります。森の中に入ると、高い木の下にフクギやタブノキ、アカギなどのやや高い木があり、その下にゲッキツやイヌビワ、アダンなどの低い木が生えているのがわかります。もし多良間島から人間がいなくなったら、島はここに見られるような森におおわれてしまうと考えられています。嶺原の森は隆起さんご石灰岩地域に生える植物や、多良間島の自然状態の森を考える上で重要な森です。