伊能忠敬長崎止宿跡記念碑が完成 除幕式を行う
伊能忠敬が日本地図を作成するために、この長崎の地を測量して回ったのは文化10年(1813)、今から203年前のことであります。そこで私たちは、有志の方々のご協力により、長崎における伊能忠敬宿泊の地(旧大同庵跡・現在は炉粕町 立正佼成会長崎支部、旧諏訪荘跡地)に顕彰碑を建てることにいたしました。
この顕彰碑建立に際しましては、立正佼成会様からは快いご快諾をいただきました。また、長崎市からも細やかなご配慮をいただくとともに、「伊能忠敬測量止宿跡」のさるく説明板まで設置してくださいました。
伊能忠敬が、この長崎の地をより綿密に測量し、記録に残したことを多くの人々に知ってもらい、より多くの人々が長崎を訪れることを願っています。
当日は除幕式の後、梅松鶴で祝賀会を行った。伊能忠敬長崎測量関係資料は、顕彰碑をつくる会入江氏が作成したものを、次記事に載せる。記念碑正面字体は、伊能忠敬測量日記から本人自筆の字とした。
最初の新聞記事は、2016年9月19日付長崎新聞と読売新聞のニュース。
伊能忠敬足跡探訪記念ウォーキングは、次の日程で行う。参加費1000円。要申込
・第1回 9月24㈰(土) 9時大同庵跡出発—市中心部—船津町瓊浦公園15時30分
・第2回 10月8㈰(土) 9時飽の浦公園出発—梁川橋—ココウォーク15時30分
事務局江越までファックス又は電話でお願いします。 ☎095−856−1531
(追 記) KTNテレビ長崎の2016年9月22日「みんなのニュース」は、次のとおり。
伊能忠敬の記念碑除幕式 2016年9月22日 12:07
江戸時代、全国を歩いて測量し正確な日本地図を作ったことで知られる伊能忠敬が、長崎での測量の際に宿泊した場所の跡地に記念碑が建てられました。伊能忠敬が長崎に来た日に合わせて18日に行われた除幕式には、顕彰碑をつくる会の関係者などおよそ40人が出席しました。記念碑は今から203年前、日本の地図を作るため長崎を測量した伊能忠敬の功績を称えようと建てられました。伊能忠敬の測量日記によりますと、長崎市の諏訪神社の下には「大同庵」という場所があり、測量隊はそこに16泊して長崎の海岸線などを測量したということです。つくる会の入江正利会長は「やっぱり長崎の町というのは、江戸時代は勉学に励んでいる人にとっては理想のというか希望の町だった。伊能忠敬がここにきて縦横に測量したのも、そういうところに意味があるんじゃないかと思う」と話していました。今月24日と来月8日には記念ウォーキングも開催されます。