轟 水 源 宇土市宮庄町
サイト「近世以前の土木・産業遺産」熊本県リストによるデータは、次のとおり。国道57号宇土市街入口交差点から市街地へ430m、案内標識があり右手に見える。
轟水源 とどろき
宇土市 轟泉水道 湧水→上水道 湧水量3000t/日 寛文3(1663)? 市史跡/日本の名水100選 市教委 修景→日曜日には子供の遊び場として人気 国内最古級かつ現役の上水道の水源/今も水を汲みに来る人が多い 2 −A
宇土市デジタルミュージアムによる説明は、次のとおり。
轟水源 とどろきすいげん
区分: 宇土市指定史跡(昭和33.3.14)
解説:
大岳系山地東麓から湧き出す轟水源は,現在でも毎分4200リットルの湧水量があり,豊かでおいしい水を人々に提供しています。古くから名水として知られ,『肥後国誌』では肥後国三轟水の第1にあげられ「清冽の寒泉」と記されています。
轟水源は,現在まで使用されている上水道としては日本最古のものである轟泉水道の水源で,現在でも一部地域で利用されており,その水道取水のため,泉の下流を堰き止め,約150平方メートルの貯水池が造られています。轟水源地及び樋管として宇土市の史跡に指定されています。
昭和60年(1985)環境省選定「日本名水百選」に選ばれました。
関連: 水源地の一本杉・轟泉水道井戸・轟水源地及び樋管
所在地: 宇土市宮庄町