上津久礼眼鏡橋  菊陽町津久礼 ( 熊本県 )

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上津久礼眼鏡橋  菊陽町津久礼

サイト「近世以前の土木・産業遺産」熊本県リストによるデータは、次のとおり。国道57号菊陽バイパスから菊陽町役場の方へ入る。役場下の南西側となる田の中の公園にあるので、県道207号を西へ行き、上津久礼バス停近くから入る。説明板所在地図のとおり。

上津久礼眼鏡橋 かみつくれ
(菊池)菊陽町 人道/公園内の池<井手> 石アーチ橋 (凝灰岩) 長16.20m,S7.00,5.65m(2A), 幅2.80m 天保9(1838) 町有形 町教委 /WEB(石橋) 明治元 小規模修復→平成元 公園化/高欄改修 石工:治助/2径間アーチ 2 B

HP「石橋・眼鏡橋・太鼓橋・石造アーチ橋」熊本県の石橋によるデータは、次のとおり。

№259  上津久礼眼鏡橋
菊陽町津久礼(つくれ)
菊陽町指定文化財
津久礼井手・瀬田下井手
橋長:16.2m  橋幅:2.8m  径間:7.3m
架設:天保9年(1838)
井口眼鏡橋の東側少し先のT字路を左折、約600m先を右折、さらに約600m先を右折。その頃には田んぼの中に見えてきます。
現在は公園化され保存されています。

菊陽町指定文化財   上津久礼眼鏡橋
「この眼鏡橋は、津久礼井手と瀬田下井手の接する所に架かる町内唯一の二連式アーチ橋でした。平成元年(1989)の県営圃場整備事業により両井手がなくなり、それに伴い、この眼鏡橋も撤去される計画でしたが、祖先の貴重な文化遺産を後世に残すために、周辺用地も併せて公園化し、現地保存されています。この橋の特徴は両井手の幅と高さに合わせて架けてある所で、アーチの大きさが異なっています。
なお、公園南西角の“古宮跡”の碑は、ここから南西約350mに建っていたものを併せて移設したものです。津久礼集落は、もと白川端にあったのですが、水害が絶えず、延宝6〜7年(1678〜1679)頃、現在地に移住しました。現在の宮“若宮八幡宮”はここから、北へ約400mのところにありますが、本殿前の二の鳥居には“延宝八年正月吉日”“氏神當所移徒”と刻まれ、遷宮と村直りの歴史を物語っています。」
■問い合わせ:菊陽町教育委員会  平成24年3月