古閑原眼鏡橋 菊陽町大字原水
サイト「近世以前の土木・産業遺産」熊本県リストによるデータは、次のとおり。国道325号灰塚IC下の県道30号古閑原入口から北へ入る。大津からの上井手沿いに下流へ左折すると、200m先に架かっている。
古閑原眼鏡橋 こがばる
(菊池)菊陽町 人道/瀬田上井手 石アーチ橋 (凝灰岩) 長6.70m,S4.90m(A),幅2.20m 天保9(1838) 町有形 町教委 上部C改修/高欄鉄柵 石工:石切貞助 3 C
HP「石橋・眼鏡橋・太鼓橋・石造アーチ橋」熊本県の石橋によるデータは、次のとおり。
№1,539 古閑原眼鏡橋
菊陽町古閑原(こがばる)
瀬田上井手
橋長:6.7m 橋幅:2.2m 径間:4.9m 拱矢:2.8m
架設:江戸末期〜明治初期
国道325号線高架下の西150mで県道30号線を200m北上、上井手沿いに左折、200m先に架かっています
古閑原眼鏡橋 昭和52.2.26指定 菊陽町大字原水
「瀬田上井手に架かる単一アーチ橋である。去る昭和12年、県道大津・植木線が開通し、従来の主要な生活道であったこの道路も利用者が減少したがその以前は交通の要衝であり、古閑原区の玄関口にあたっていたところである。元来、眼鏡橋は莫大な費用と、労力を要するため、最も重要な生活道にのみ架設されたものである。この眼鏡橋の基礎部は、井手底から約2.2m上方からはじまっており、変形アーチ橋であるが、幸い両岸が堅い岩盤のために、保存状態は良好であるが、一般的な見方としては、幕末から、明治初期の架橋と思われる。
橋長6.7m・橋幅2.2m・輪石数25枚・高さ4.9m・スパン4.9m・である。」
菊陽町教育委員会