大津町役場前の道路元標  大津町大津 ( 熊本県 )

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大津町役場前の道路元標  大津町大津

大津町役場玄関前の左側に残る。正面「大津町道路元標」、右面「熊本縣菊池郡大津町字大津一二三三番地」と刻む。
左面・裏面の刻字は写さなかったが、1919年(大正8年)の旧道路法では各市町村に一個ずつ道路元標を設置することとされていたので、この時代の道路元標だろう。大津町のは、HPに表れないため記録しておく。
ウィキペディアフリー百科事典による「道路元標」の説明は、次のとおり。
3枚目の写真は、熊本県道30号大津植木線の通り。

道路元標

道路元標(どうろげんぴょう)とは道路の起終点を示す標識である。

変遷
日本では1873年(明治6年)12月20日政府は 太政官日誌により各府県ごと「里程元標(りていげんぴょう)」を設け陸地の道程(みちのり)の調査を命じている[1][2][3]。1911年(明治44年)に現在の日本橋が架けられたとき「東京市道路元標」が設置され、1919年(大正8年)の旧道路法では各市町村に一個ずつ道路元標を設置することとされていた[3]。

設置場所は府県知事が指定することとされており、ほとんどは市町村役場の前か市町村を通る主要な道路同士の交叉点に設置されていた。東京市に限っては旧道路法施行令によって日本橋の中央に設置することと定められていた。道路の起終点を市町村名で指定した場合は、道路元標のある場所を起終点としていた。

現行の道路法では道路元標は道路の附属物とされているだけで特段の規定はなく、道路の起終点は道路元標と無関係に定められている。道路元標の設置義務がないため、取り壊されたり工事などでいつの間にかなくなってしまった道路元標も少なくない。