田中橋(化巖矼車橋) 鹿北町多久 田中
HP「石橋・眼鏡橋・太鼓橋・石造アーチ橋」熊本県の石橋によるデータは、次のとおり。山鹿市から国道3号により鹿北町岩野に向かい、北への県道18号に入る。岩野川沿いの県道を約4km進むと、多久の現田中橋上流にこの石橋を見た。
№1,370 田中橋(化巖矼車橋)
鹿北町多久 田中(たんなか)
岩野川
橋長:16.7m 橋幅:4.13m 径間:12.7m 拱矢:5.05m 環厚:55cm 輪石:37列
架設:安政5年(1858)
石工:藤左衛門 ほか
上麻生橋から400m引き返し、分岐を市木方面へ北上。道なりに進むと県道18号線へ出ます。そこから県道18号線を2.1Km南下したところに架かっています。
田 中 橋
「この橋は、多久・椎持村の年貢を収めるのに大切な土橋でしたが、洪水によりたびたび流され往来に困っておりました。そこで、安政5年(1858)細川藩の許しをえてお金を出し合い農民の奉仕活動でやっと出来上がった鹿北町で一番古い眼鏡橋であります。
記念碑に「藤からむ巖と化せよ車橋」とあります。」 案内板より