時津のともづな石  西彼杵郡時津町浦郷

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時津のともづな石  西彼杵郡時津町浦郷

長崎市樺島町のともづな石は前に紹介している。これは時津町浦郷にあるともづな石。時津町役場の北東側に八幡神社がある。裏手は時津中央公園。
神社石段の右手花壇の中に、中央地区区画整理事業により移されてある。現地説明板は次のとおり。神社は天明8年(1788)八幡山から迂座、再建とあった。大きなエノキと宝暦十二年刻の片付けられた石柱があった。

と も づ な 石

船のともづなを繋いだ石である。この石は中通り道端にあった。ここは文政年間(十九世紀前半)頃までは海岸の波止場にあり港に入った船を繋いだ石である。そのうち誰いうことなしにこの石を不思議な力を持った石であると言って崇敬され祀られていた。
昭和六十年(一九八五)の中央地区区画整理事業でここに移されたものである。
時津町教育委員会