時津街道の標石  西彼杵郡時津町浦郷

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時津街道の標石  西彼杵郡時津町浦郷

西彼杵郡時津町浦郷にある。時津町役場から旧時津街道の道を、当時、諸大名や幕府役人の休憩・宿泊所となった茶屋(本陣)跡の方へ行く。茶屋のすぐ手前のところで、長崎と長与への道が分かれ、道脇は小川が流れる堀となっている。
この角に道標の標石がある。HP「伊能忠敬測量による長崎県内の主な街道 時津街道」の街道図によると、この地点に「追分道標」と記しているが、写真はなかった。

今、残っている標石は「明治三十三年九月建」と刻まれている。この当時に建立した同じ造りの標石は、滑石の平宗橋と滑石公民館近くにも現存している(長崎の珍しい標石に項あり)。
この標石のことは、次のとおり時津町近辺の石碑を紹介したHP「郷土の石碑」にあったので、写真の場所を訪ねた。寸法は18cm角、高さ70cmだった。

7 道路標識(浦郷)

(右)→ 長崎
(左)← 長與
(左後)明治三十三年九月建
(右後)時津村 字市
※ 時津は古くから大村湾によって長崎に至る玄関口として栄えてきました。道標もまあ石碑の仲間と言えるでしょう。