里小路の小笹生垣  伊万里市東山代町 ( 佐賀県 )

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里小路の小笹生垣  伊万里市東山代町

サイト「近世以前の土木・産業遺産」佐賀県リストによるデータ及び現地説明板は、次のとおり。
伊万里市内から松浦へ向かう国道204号の里交差点で左折し、松浦鉄道里駅近くの踏切を渡ると尊光寺がある。寺から約450mの区間が里小路の小笹生垣の通りである。

里小路の小笹生垣 さとこうじ
伊万里市 <山代郷> 生垣 江戸期 WEB 保存状態良好 入封した城下に計画的に造られた街路→生垣として等しく矢竹を用いた独特の景観 1 C

新さが百景  里小路の小笹生垣  (現地説明板)
豊臣秀吉が栄華を極めていた頃、ここ山代郷(現在の山代町、東山代町)は田尻鑑種が治めていました。
鑑種は、天正17年(1589年)龍造寺隆信により筑後柳川の鷹尾城からここ山代に移封されました。
その家臣たちは、この丘陵地を住居と定め、東西に本通、南北にいくつかの小路を設けて土地を区画し屋敷を構え、その境に矢竹を植えて生け垣としました。
今でも、緑豊かな矢竹の生け垣の閑静な景観が、落ち着いた雰囲気を醸し出し往時を偲ばせてくれます。
このような景観が認められ、平成10年1月「新さが百景」に認定されました。
伊万里市観光課   東山代町里区