旧正興寺の古井戸と墓地  佐々町神田免 ( 長崎県 )

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旧正興寺の古井戸と墓地  佐々町神田免

サイト「近世以前の土木・産業遺産」長崎県リストによるデータは、次のとおり。
場所がわかりにくいが、佐々町の北東部。国道204号ダイレックス角から松浦鉄道神田駅に向かい、橋を渡って途中から左に佐々神田保育所の方へ入る。墓地説明板から50mほど行った住宅地の右奥(保育所側)にフェンス囲いの古井戸が見える。

旧正興寺古井戸 しょうこう
(北松浦)佐々町 <正興寺> 石井戸(石積) 径1.2m,深3m 正応3(1290) 町史跡 WEB 保存状態良好/飲用不適 井戸の内壁を人頭大の玉石で築き上げる 1 B

佐々町教育委員会編「佐々町郷土誌」平成16年発行の町史跡568頁及び現地説明板は、次のとおり。正応年代に違いがある。

六 旧正興寺の古井戸(昭和48年3月指定)
所在地 神田免156
正応2年(1289)正興寺の井戸として現在まで伝えられている。昔から水が枯れたことはないといわれ、町内最古の堅井戸と思われる。深さ3メートル、口径1.2メートル。

正興寺古井戸     (現地説明板)
正応3年(1290年)正興寺の井戸として現在に伝わるもので、深さ約3m、井戸の口径1m20cm、井戸の内壁を人頭大の玉石で築きあげた技法は、大したものである。
昔から渇れたことなく町内最古の井戸である。
佐々町教育委員会